ロッテルダム「SS Rotterdam」の概観上の特色は、一般的なファンネルの変りに二本の細いパイプ上のファンネルを備えています。
この船は、Holland
America Lineが発注して、1959年7月20日に試運転を行いました。
1959年9月3日にロッテルダムからニューヨークへの遠洋定期船として就航しました。
しかし、この時期から大西洋定期航路船は航空機との激しい競争が始まり、1669年に大西洋定期航路から撤退しました。
1970年に改装を受け、ロッテルダムはクルーズシップに変更され、船室はモノクラスになりました。
アラスカやカリブ海クルーズを含む世界クルーズはアメリカやオランダ人乗客の人気を得ました。
1997〜2000年はPremier
Cruisesに売却、船名を「SS
Rembrandt」に変更されました。
2000年に1948〜1950年にかけて、寒冷地航行に対応するように船の改装を受けました。
2000年9月9月13日に全ての運行が停止され、その後2004年にジブラルタルでアスベストを取り除き、外装などの修復を行い2008年にロッテルダムに戻り、保存されました。
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