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クィーン・エリザベス2 Queen Elizabeth2

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建造

1965年7月5日

就航

1969年5月2日

造船所

John Brown and Company, Clydebank, Scotland

所有

Cunard Line

船籍

イギリス

総トン数

70.327トン

全長

293.5m

全幅

32m

全高

52.1m

喫水

9.8m

速力

最高速力34ノット  巡航速力28.5ノット

機関

ギャードタービン×2 110.000HP

1987年からMAN B&W 9L58/64 ディーゼルエレクトリック

 (9× 10,625 kW) 

 

2スクリュー

定員

1.777名 最大1892名

乗組員

1.040名

退役

2008年 ドバイで洋上ホテルとして係留中

 

 

 

 

   クィーン・エリザベス2 の航跡  

 

  クイーン・エリザベス2「Queen Elizabeth2」は日本で最も人気の有った客船だと思います。

  横浜港にこの客船が入港するときには平日でも大さん橋が多くの見物人で埋まります。また、退役した現在でもこの船の写真を展示していると多くの方がご覧になり。

  また写真が欲しい。と言われます。

  

  クィーン・エリザベス2は処女航海の、1969年5月2日サウサンプトンから出港し、4日と16時間35分でニューヨーク港に到着しました。

  1982年5月にフォークランド紛争に兵員輸送船として徴用。サウサンプトンでヘリ用ポートを3基設置、航海中の給油が可能なように燃料パイプの設置などを行いました。

  翌1983年に伝統的なクルーズ客船に戻され、再び運航を開始。

 

  1984年10月に電気系統から火災が発生。電源系が完全に消失、船は数日間漂流しました。   

  1986年から1987年にかけて、エンジンの換装と室内のリニューアルを行いました。

  就航時から使われていたギヤードタービンは燃費が悪いのと度々故障を起こしていましたので、MAN B&W製のディーゼルエレクトリック機関に換装されました。

  

  1992年に8月7日米国とカナダ東海岸へ5日間のクルーズの途中、マーサズヴィニヤード島の近くで座礁。船体が大きく損傷しました。

  そのため応急修理をボストンで行っています。

  

  1998年にキュナードはカーニバルクルーズの傘下に入りました。

  1999年にQE2就航30周年記念をサウサンプトンで祝い。 30年間の間こ4.648.050海里を航海し、2万人以上の乗客を運びました。

  

  2004年2月に北大西洋クルーズ停止、フルタイムのクルーズ船となりました。 定期航路はQM2が引き継いでいます。

 

  2007年にQE2はドバイの投資会社に売却が決定。 2008年10月3日ラストクルーズが行われました。

  2008年にアラブ首長国連邦のドバイに回航され、洋上ホテルに。

 フォークランド戦争時徴用され、戦時塗装に

カリブ海でのQE2

 

ニューヨーク港を出港時の様子

今は無くなったワールドトレードセンタービルがあります

テロの1年前撮影された貴重な画像となりました

カリブ海にて

バハマ港にて

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