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クィーン・オブ・バミューダ RMS Queen of Bermuda

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建造

1931年

就航

1932年9月1日

造船所

Vickers Armstrong (Barrow-in-Furness, U.K.)

所有

 Furness Bermuda Line

船籍

 

総トン数

22.575トン

全長

176.79m

全幅

23.16m

全高

 

喫水

9.4m

速力

20ノット

機関

 蒸気タービン・電気推進 

 

 4スクリュー

定員

713人 一等700人 二等13人

乗組員

900名

退役

 1966年  Faslane on the River Clydeで廃棄

 

 

 

 

   クィーン・オブ・バミューダ の航跡

 

  クィーン・オブ・バミューダRMS Queen of Bermuda」は1932年9月1日に就航。 三本ファンネルの綺麗なラインの客船です。

  クィーン・オブ・バミューダは、Furness Bermuda Line が、1931年に就航させた、モナーク・オブ・バミューダ「R.M.S. Monarch of Bermuda 」の姉妹船で、

  ニューヨーク〜バミューダ間のクルーズを行っていていました。

  この二隻のクルーズは大変豪華なクルーズとして「億万長者の船」と呼ばれていました。

  

  1939年に第二次世界大戦が勃発すると、アメリカ軍に徴用されて。クィーン・オブ・バミューダは1939年10月28日に、武装仮装巡洋艦に改造。

  兵装は、15.2cm砲 ×7門  7.6cm機関砲 ×2門 でした。 行動海域は南太平洋。

  モナーク・オブ・バミューダは兵員郵送船に改装を受けました。

  1943年4月には兵員輸送船として行動。 1947年には海軍からの徴用を解除され、Furness Bermuda Line に戻され元のクルーズを開始しました。

  一方、姉妹船のモナーク・オブ・バミューダは、元の旅客船に改装中機関室から火災となり沈没、引き上げられ移民船に改装、船名を「New Australia」に改名。

  1958年には、Greek Line に売却され船名を「Arkadia」に改めましたが、1966年に廃棄となりました。

 

  クィーン・オブ・バミューダは、1961年に3本のファンネルを一つのファンネルする改装を受け近代的な姿になりました。

  しかし、1966年にはFurness Bermuda Line の繁栄も終わりとなり、この船の解体が決定されニューヨークからバミューダ・クルーズの繁栄も終わりました。

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