オリアナ「SS
Oriana」
は、Orient
Steam Navigation Company(:東洋汽船交通会社)によって1959年12月に就航したオーシャンライナーです。
Orient
Steam Navigation Companyは、1966年にP&Oと合併しましたが、P&O最後のオーシャンライナー(定期航路船)となりました。
就航時から伝統的にこの会社の客船の船体は「トウモロコシ色」をしていました。1973年にクルーズ船として生まれ変わったときに船体色が白になりました。
運航は主として北大西洋航路で、この定期航路に就いた最後の客船の一つでした。
オリアナの定期航路は、サウサンプトン 〜 シドニー。 当時この航路では最速のライナーでした。
1973年に定期観光船から、クルーズ船に改装。シドニーを拠点としてクルーズを開始。
1986年にP&Oはオリアナを売却。 購入先は日本のロイヤル海洋観光で、大阪で改装を受け九州別・府湾で1978年8月1日「マリーン・ミュージアム SSオリアナ」として、
オープン。
1995年に入場者の減少で閉鎖が決まり、一時係留。その後中国へ売却。
1999年にオリアナ号博物館して開業。 2002年には大連でテーマパークとして開業。
しかし、2004年6月16日の台風6号で浸水があり船体が傾きました。
修復不能と判断され、解体が決定。2005年解体されました。
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