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オリアナ SS Oriana

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建造

1956年9月18日

就航

1959年12月3日

造船所

Vickers-Armstrong

所有

Orient Steam Navigation Company

船籍

ロンドン

総トン数

41.910トン

全長

245.1m

全幅

30.5m

全高

 

喫水

10.40m

速力

最高速力30.64ット  巡航速力27.5ノット

機関

蒸気タービン主機×2  60.000HP

 

2スクリュー

定員

定期航路時2.000名 クルーズ時1.750名

乗組員

980人

退役

1986年3月27日引退   2005年中国で廃棄

 

 

 

 

   オリアナ の航跡

 

  オリアナSS Oriana」 は、Orient Steam Navigation Company(:東洋汽船交通会社)によって1959年12月に就航したオーシャンライナーです。

  Orient Steam Navigation Companyは、1966年にP&Oと合併しましたが、P&O最後のオーシャンライナー(定期航路船)となりました。

  就航時から伝統的にこの会社の客船の船体は「トウモロコシ色」をしていました。1973年にクルーズ船として生まれ変わったときに船体色が白になりました。

  運航は主として北大西洋航路で、この定期航路に就いた最後の客船の一つでした。

  オリアナの定期航路は、サウサンプトン 〜 シドニー。 当時この航路では最速のライナーでした。

 

  1973年に定期観光船から、クルーズ船に改装。シドニーを拠点としてクルーズを開始。 

  1986年にP&Oはオリアナを売却。 購入先は日本のロイヤル海洋観光で、大阪で改装を受け九州別・府湾で1978年8月1日「マリーン・ミュージアム SSオリアナ」として、

  オープン。

  1995年に入場者の減少で閉鎖が決まり、一時係留。その後中国へ売却。

  1999年にオリアナ号博物館して開業。 2002年には大連でテーマパークとして開業。

  しかし、2004年6月16日の台風6号で浸水があり船体が傾きました。

  修復不能と判断され、解体が決定。2005年解体されました。

 横浜港寄港時の様子、伝統的なトウモロコシ色なの

で、1960年代の画像と思われます。

1964年の東京オリンピックには洋上ホテルとして使われました。

 クルーズ船時代のもの

 

 sea03.gif

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