RMS Saxoniaを長女とする4姉妹 (@RMS Saxonia ARMS Ivernia BRMS Carinthia CRMS
Sylvania) の三人目のライナー。
「Fairsea」はCunard
Line(キュナード・ライン)によって1956年に「RMS
Carithia」ケルテン・として建造されました。
当初は、ocean
liner(遠洋定期船)として就航。 航路は、イギリス・リバプール〜カナダ・モントリオール間です。
処女航海は1956年6月27日にモントリオールに到着。この船の就航により、他の4隻の定期航路船が廃止になりました。
1960年にはキャビンの1室から出火する火災事故があり、翌1961年には乗組員のストライキにより2週間運航が停止しました。
また同年「SS Tadoussac」と衝突事故も起こします。
1965年から、冬季の間ニューヨーク・バミューダ・クルーズを行います。
1968年にCunard
LineはSitmar Cruisesにこの船を売却。
シップ登録も、ocean
linerからCruise ship(外洋観光船)に変更され船名を「SS Fairsea」に変更。ロサンゼルス起点のメキシコ・ク
ルーズに使用されました。
この画像は、メキシコ西岸の保養地カボ・
サン・ルーカス沖で撮影したものです。
1988年にP&Oクルーズに売却。船名を「SS
Fair Princeaa」に変更。
2000年には、Emerald Sea Cruisesに売却。船名を、「SS China Sea Discovery」に変更。カジノ船として使用しましたが経営的には失敗しました。
続いて、2002年にはChina Sea Cruiseに移籍しましたが、2003年に船の運航は停止されたままになりました。
2005年にインドで解体をしましたが、廃棄作業の途中機関室から出火、作業員15人が負傷しました。
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