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フェアシー SS Fairsea

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建造

1955年

就航

1956年6月

造船所

John Brown and Company

所有

Sitmar Cruises

船籍

Minrovia (モンロヴィア・リベリア)

総トン数

16.627トン(Fairsea当時)

全長

185.40m

全幅

24.39m

全高

 

喫水

8.7m

速力

巡航19.5ノット  最大速力25ノット

機関

John Brown蒸気タービン主機×4 18.872kw  

 

2スクリュー

定員

884名

乗組員

461名

退役

2005年 インドにて解体

 

 

 

 

   フェアシー の航跡  

 

  RMS Saxoniaを長女とする4姉妹 (@RMS Saxonia ARMS Ivernia BRMS Carinthia CRMS Sylvania) の三人目のライナー。

  「Fairsea」はCunard Line(キュナード・ライン)によって1956年に「RMS Carithia」ケルテン・として建造されました。

  当初は、ocean liner(遠洋定期船)として就航。 航路は、イギリス・リバプール〜カナダ・モントリオール間です。

  処女航海は1956年6月27日にモントリオールに到着。この船の就航により、他の4隻の定期航路船が廃止になりました。

  1960年にはキャビンの1室から出火する火災事故があり、翌1961年には乗組員のストライキにより2週間運航が停止しました。

  また同年「SS Tadoussac」と衝突事故も起こします。

  1965年から、冬季の間ニューヨーク・バミューダ・クルーズを行います。

  1968年にCunard LineはSitmar Cruisesにこの船を売却。

  シップ登録も、ocean linerからCruise ship(外洋観光船)に変更され船名を「SS Fairsea」に変更。ロサンゼルス起点のメキシコ・ク ルーズに使用されました。

  この画像は、メキシコ西岸の保養地カボ・ サン・ルーカス沖で撮影したものです。

  1988年にP&Oクルーズに売却。船名を「SS Fair Princeaa」に変更。

  2000年には、Emerald Sea Cruisesに売却。船名を、「SS China Sea Discovery」に変更。カジノ船として使用しましたが経営的には失敗しました。

  続いて、2002年にはChina Sea Cruiseに移籍しましたが、2003年に船の運航は停止されたままになりました。

  2005年にインドで解体をしましたが、廃棄作業の途中機関室から出火、作業員15人が負傷しました。

 

  sea03.gif

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